2月9日(火)、経済ゼミの生徒を対象に、起業家による講演を実施しました。このたびは新潟県に本拠を置く、株式会社toiz 代表取締役副社長 大塚眞 氏を講師にお招きし、オンラインで実施しました。同社は大学在学中に友人とともに起業した会社で、「スポーツ枕投げ」をはじめとする様々な事業を展開しています。
このたびの講演では、起業のためには自分がやりたいことだけでなく、事業の「価値」を考えることが重要であるというお話がありました。自分が考えた事業の本質の見極め方として、
① Validation=顧客に必要とされているのか?根拠は?市場調査は?
② Execution & design=プロトタイプをつくったか?
③ Business model=お金の稼ぎ方だけでなく、自分だけのユニークさがあるか?
といったポイントを提示していただきました。自分たちが探究してきた内容を振り返るのにちょうどよい視点だったようで、どの生徒も熱心に聞き入っており、最後には質問なども出ていました。
お忙しいところ、お時間をいただいた大塚様、ありがとうございました。
(講演の様子)
教育ゼミの活動で地域の子どもたちへの支援を考えたことをきっかけに、有志生徒が竹あかり制作ワークショップを開催しました。1・2年生から参加を募り、約20名で実施しました。竹あかりのイベントは雪灯籠まつりと同時に開催されているもので、有志生徒は校外の企画会議に何度も参加し、本校でもワークショップを開催したいと関係の先生方に申し出て実現しました。
このたびの本校でのワークショップは地域の子どもたちに米沢の魅力を知ってもらいたいというコンセプトで、主催者側からいただいたデザインだけでなく、自分たちで考えた米沢らしいデザインの竹あかりも制作しました。本番は2月13日・14日にポポロ跡地で行われますので、皆様の参加をお待ちしております。
経済ゼミの探究活動で、ゴミ箱と連動したアプリについて研究しているグループがあります。12月3日(木)、自分たちのアイディアをブラッシュアップするため、放課後に米沢市役所にお邪魔し、環境生活課の方々の前でプレゼンさせていただきました。これまでにも様々な方の前でプレゼンしてきましたが、立場によっていただくアドバイスの視点が異なり、大変勉強になりました。いただいたアドバイスを生かして、さらにアイディアを磨いていきたいと思います。お忙しい中、お時間をいただいた方々、ありがとうございました。
興味ある分野ごとのグループに分かれ、自分たちで設定したテーマについて探究する活動が進んでいます。
2年生の経済ゼミで動画制作を考えているグループでは、「インキュベーションポートやまがた株式会社」代表取締役 阿部公一さんに来校いただき、様々な指導を受けました。阿部さんは、実際に「米沢ユーチュー部」として動画編集なども行っており、内容はもちろん、撮影許可といった手続き面の話など、より実践的なアドバイスをいただくことができました。本日の話し合いを受けて、今後の活動計画も立てることができたようです。
10月31日、山形メディアタワーを会場に「やまがたイノベーションプログラム」決勝大会が開催され、県内4地区の予選を勝ち抜いた10チームが参加しました。本校からは2チームが参加し、みごと最優秀賞と努力賞をいただきました!アイディアの内容はもちろんですが、プレゼンも素晴らしいものでした。
どちらのチームも昼休みや放課後などを活用して調査・研究したり、校内外の方に指導していただいたりするなど、自分たちで積極的に動いていました。協力いただいた方々、ありがとうございました!
【最優秀賞】
「なげっぺ」
ゴミ箱と連動したアプリの提案。Japanビジネスデザイン発見&発表会への出場権も獲得しました。
【努力賞】
「ミールストリート」
米沢の高校生の協働による商店街活性化の提案。
課題探究のゼミ活動が本格化してきました。関心のあるテーマに合わせ、必要に応じて外部とも連携しながら活動を進めています。10月6日(火)、経済ゼミの「交通」に関心のあるグループでは、米沢市総合政策課の佐藤さんと相田さんにお越しいただきました。
米沢市では今年度「米沢市地域公共交通活性化協議会」を設立し、市の公共交通のあり方について議論をしていく予定なのだそうです。このたび、経済ゼミの生徒が高校生代表として第2回会合のフィールドワーク・ワークショップに参加し、意見交換をさせていただけることになりました。6日のゼミでは、その事前学習も兼ねて、市の施策についてたくさんのお話を聞くことができました。本番のフィールドワークもしっかり役割を果たしたいと思います。
県内の身近な社会問題を解決するビジネスプランを提案するコンテスト型プログラムである「イノベーションプログラム(主催 山形県、山形放送、山形大学国際事業化研究センター)」が実施されており、本校生3チーム(8名)が参加しています。
8月から数回のワークショップに参加し、10月3日(土)に山形大学工学部を会場に、置賜地区のビジネスプラン発表予選会が行われました。結果は本校生チームが11チーム中1位・2位を独占し、2チームが本選への参加を決めました!優勝チームは身振り手振りを交えた熱意あふれるプレゼンだったそうです。発表直前も、市内の会議室を借りて練習するなど、自分たちで積極的に行動していました。本選まで、さらにアイディアを磨いていきます。
(本校生チームのアイディア)
「なげっぺ」・・・ゴミ箱との連携アプリ
「ミールストリート」・・・商店街活性化
「スマイリーコミュニティ」・・・高齢者向け代行サービス
(予選直前の練習の様子)