学校長あいさつ

山形県立米沢東高等学校長  阿部 好弘


山形県立米沢東高等学校のホームページをご訪問くださいまして、ありがとうございます。

 本校は明治31年に米沢市高等女学校として創立され、今年で126周年を迎える連綿と続く歴史
と伝統を持つ学校です。
「修誠」を校訓とし、「美しい品性」「高い知性」「篤い至誠」の陶冶に努めることを教育精神としています。開校以降女子生徒だけの時代が長く続きましたが、平成元年に初めて男子生徒が入学し、男女共学の歴史も40年に近づいてきています。

 旧制高等女学校であった時代からの良き伝統と文化を継承しながら、男女共学の進学校として進化を続けています。

 本校は、進学型単位制をとる普通科の高校です。
主な特色としては、

  *「単位制」の仕組みを導入することで、生徒が進路希望に合わせて独自の科目選択ができます。また、大学進学等に対応

   する学校独自の選択科目を数多く開設し、少人数授業での充実した学習によって、生徒一人一人の進路希望の実現をきめ

   細やかにサポートします。

  *生徒全員が3年間課題探究型の学習に取り組み、新たな課題や答えのない問題に対して、周りの人と協働して解決する力

   を育てます。

  *「学習は真剣に、部活動は全力で、行事はいきいきと」が、本校生徒の生活目標です。社会に出てからも、主体的に豊か

   に生きる力を養います。

 令和6年度も、生徒の「主体性」「協働性」の育成に力を入れて取り組んでいきたいと思います。
 受け身の姿勢で言われたことをこなすのみでよしとせず、自ら思考し、判断し、意思決定することが自己実現に繋がるものと考え、そのような学びの場を整えてまいります。コロナ禍における教育活動を検討した上で、多くの学びや活動を工夫しながら実行し、地域や関係者の方々と共に楽しく充実した活力ある学校を目指します。

 今後とも、本校校歌に謳われる「朝夕べに励み合ふ」「いづれかはらぬ至誠もて」「直き明るき道を行く」「このまなびやに光あり、此処に学ぶ身幸あり」などの気概を胸に、
本校の使命を果たしてまいる所存でありますので、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。