スペシャリストに聞くトップセミナー★
2022年11月2日 09時21分 秋が深まり、本校前の木々も美しく変化してきました。道行く方で、写真を撮っていかれる方もいるくらいです。
(本校前の様子)
さて、11月1日(火)、本校のキャリア教育の一環として、1年次生徒を対象に「山形のスペシャリストに聞くトップセミナー」を実施しました。県内で活躍している社会人の方からお話を聞き、職業観を育成するものです。
今年度は、防災・減災に取り組んでいる細谷真紀子氏(減災Days主宰、山形市教育委員など)をお招きし、「見えないものと共に歩む」というテーマでお話いただきました。
防災に興味を持ったきっかけから、アクションを起こすまでの経緯や、これからの社会をつくる生徒たち世代へのメッセージもいただきました。特に、誰かの笑顔のために行動することや、360度様々な考え方を受け入れることの大切さ、そのためにコロナ禍ではあるが多くのものをリアルで見て感じてほしいとのお話でした。
(生徒の感想)
・様々な視点で見ることの大切さや、自身のことを見つめ直し、そこからチャレンジすることで得られるものがあると知ることができました。社会で生きるために必要なことが変化している現代において、すぐそばに落ちているかもしれないヒントから、自分自身がやりたいことを選べる環境を大切にしていきたいです。
・講演で1番印象的だったのは「長所・短所」の話でした。長所を裏返せば短所にもなる。その長所は、誰目線のものなのか?今まで自分の中にあった何かが変わったような気がしました。
・男女共同参画社会についてのお話が印象的でした。男女共同参画と言われると、そういう取り組みは女性がやらないといけないとか、そもそも男女という言葉で区切られた壁が、防災や万が一のときに邪魔となる・・・あらためてよく考えなければいけない課題だと思いました。
・子どものときから多くの大人と関わり学ぶことで、大人になったときに、災害に対してしっかりとした対応ができることが分かりました。講師の先生の「表情を大切する」という言葉から、どんなときでも前向きに生きるという思いが伝わりました。
(講話の様子)